300藩体制に戻す?
新浪サントリー社長の以下のような記事が出てました。
新浪社長と言えば、先日「45歳定年制を提唱した」という記事も出てました。
45歳で定年。。
私なんかとっくに定年過ぎて、再就職先を探さなきゃいけない年齢です。
それはさておき、
今回の記事では、『義務教育から高校までを含めた教育の在り方』
について熱く語っておられます。
かなり賛同できる内容でした。
以前の記事で、「45歳定年制」ということをおっしゃった背景も、
何となく分かるような気がしました。
現在行われているような、『均質な労働力を生む“大量生産型”』の教育ではなく、
『江戸期以降、日本各地で培ってきた多様性を持った教育の在り方を復活させる』
ということを主張されています。
まったくその通りだと深く頷いてしまいました。
『問題は、教育の仕組み全体が、社会構造が激変した今も何ら変わっていないことです。』
30~40年前に教育を受けて社会人になった私ですが。。
就職して10年ぐらいは、ただ黙々と仕事をこなして、
文句を言わずに残業をいっぱいして、
というスタンスでそれなりにやって来られました。
でも、ここ10年は完全に行き詰まってます
(実はもっと前から行き詰まってたけど、気づいてなかっただけかも知れません)。
これからの日本は、今よりもさらに多様性を持った人材が必要になると思います。
指示されたことを黙々とやる人なんて必要ないし、「それ、AIにやらしといて」
という世界がすぐそこに迫ってます。
新浪さんによると、
現在日本全国に1700余りある市町村を300ぐらいに統合して、
「三百諸侯」が地域に根ざした教育をしたら良いのではないか、
ということです。
「地域の歴史もきちんと教える。」
「コミュニティーを大切にする。」
「自然の中で学ぶことも多い。」
など、本当に良いことおっしゃってます(まったく僭越ですが。。)。
地域コミュニティーに根ざした子供たちが増えて、
自分たちのコミュニティーの課題を解決する起業家がどんどん生まれてくる。
それぞれのコミュニティーが豊かになれば、日本全体の経済も活性化される。
うーん、素晴らしい。
私の親は転勤族だったので、私には地域コミュニティーの実感はありません。
でも、自分の子供には地域コミュニティーに貢献するという気持ちを持って
欲しいと思いました。
教育システムの再構築は国には任せられない
また、ラーニング・フォー・オール(東京・新宿)
というNPOのことも紹介されています。
そこの代表の李炯植(りひょんしぎ)さんのこともこの記事で初めて知りました。
早速、ググってみましたが、
この李さんについても興味をひかれました。
なんかすごいストーリーがありそうな方です。
以上、サントリーの新浪社長が良いこと言ってますよ!
という記事の紹介でした。
ご興味がありましたら、是非読んでみてください。