読書メモ:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎夏海著)

「半歩遅れ」どころか、
何百歩も遅れて最近読んだ、
もしドラ」を紹介します。
 
「平成二十一年(2009年)刊行」ということなので、
13年前の本です。
アニメや映画にもなったので、
知ってる方も多いと思います。
 
ドラッカーの『マネジメント エッセンシャル版』の
さらにそのエッセンスを
野球部のマネジメントを通してわかりやすく説明してくれます。
 
・人の強みを生かす経営
・人事に関わる意思決定
などについてのドラッカーの考え方が
物語を読みながら、スッと頭の中に入ってきました。
 
 
『マネジメント』からの引用も効果的です。
 
「始めから身につけていなければならない資質が、
ひとつだけある。
才能ではない。真摯さである。」
 
「したがって「顧客は誰か」との問いこそ、
個々の企業の使命を定義するうえで、
もっとも重要な問いである。」
 
実はドラッカーの『マネジメント』も
読んでないので、すごく読みたくなりました。
 
・『マネジメント』って自分にもできそう。
・いろんなことを『マネジメント』してみたい。
と安易な感想を持つことができる本です。
 
なんか仕事やいろいろなことに対して、
前向きになれそうです。
 
まだ読んだことがない方は、
是非読んでみてください。