あなたの賃金は上がってますか?

社会人になってから、ずーと、

失われた10年、20年、30年と、「失われた○○年」と言われています。

どれぐらい失われてたんでしょうか?

 

賃金の推移を調べてみました(厚生労働省:賃金構造基本統計調査)。

賃金構造基本統計調査 結果の概要|厚生労働省

 

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「一般労働者の賃金」

私が社会人になった頃(平成9年:1997年)のデータと比較してみます。

令和2年(2020年):
・男性:338,800円
・女性:251,800円
・男女計:307,700円

平成9年(1997年):
・男性:337,000円
・女性:212,700円
・男女計:298,900円

 

なんと、男性は23年間で1,800円しか上がっていません

(女性は39,100円、男女計だと8,800円上がってます)。

337,000円から338,800円ということは、23年間で0.5%しか増えていません!!

 

というか、平成13年と比べると男性の賃金は減っています。。

平成13年(2001年):
・男性:340,700円
・女性:222,400円
・男女計:305,800円

 

そらアカンわ。。

働く人の給料が上がらなかったら、消費も増えず、経済が回らないですよね。

 

日本以外の国はどうなのでしょう?

英語で調べるのは大変なので、

日本語で解説してくれているサイトを探してみましょう。

 

アメリカ、賃金の推移」で検索したら、

知りたい情報が一発でヒットしました。

「実質賃金指数の推移の国際比較(1997年=100)」

https://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf

f:id:hebotsuri-nisshi:20211107160544p:plain

「実質賃金指数の推移」というグラフです

(1997年を「100」とした実質賃金の推移)。

 

日本だけです。。

1997年以降ずっと、「100」より下なのは。。

 

2016年のデータを見ると、以下のようになっています。

・日本:89.7

アメリカ:115.3

・ドイツ:116.3

スウェーデン:138.4

 

何で、こんなことになってしまったのでしょうか?

日本人が怠けて、あんまり仕事をしなかったからでしょうか?

日本だけ天変地異に見舞われたのでしょうか?

東日本大震災はありましたが、その前から実質賃金下がってます)

 

いろんな要因があると思います。

私も含めた日本人、日本社会全体の問題だと思います。

政治も政治家も官僚も経済界もみんなの責任なのでしょう。

 

どうしたら、日本人の賃金が上がるようになるのでしょうか?

これから大人になる子供たちのために、少しでも良い社会にしたいと、

ガラにもなく思った次第です。

「筋トレ」してますか?

自宅でのトレーニングが「新しい生活様式」になったとかならないとか。。

コロナ禍で在宅勤務をするようになってから、体力維持のために軽く筋トレやっています。

以下の動画がおすすめです。

両方やっても5分しかかかりません。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

出演者である、

武田真治さん、村雨辰剛さん(庭師)、小林航さん(弁護士)の

筋肉美が素晴らしい。

 

『丁寧にしっかり行えば、15回程度でも厚い胸板をつくることができます。』

とのことです。

今のところ、まだ私には効果なしですが。。

ポイントは、胸が床に着くぐらいまでしっかり腕を曲げることみたいです。

 

そして、最近は腕立て伏せに加えて、

以下の動画でプランクを始めました。

これは腹筋とか腕とかに効いてるような気がします。

 

【毎日3分】初心者向け!地獄のプランクサーキットで速攻お腹を引き締めよう!【腹筋トレーニングダイエットで痩せる】家で一緒にやってみよう - YouTube

 

竹脇まりなさん、あまり存じ上げてなかったのですが、

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛要請や緊急事態宣言の影響により「宅トレ」の需要が高まったことからチャンネル登録者数が急増し、4月には57万人、5月には105万人となった(ウィキペディア)』

とのことです。

 

筋肉の「パンプアップ」効果はまったくありません。

でも、朝寝起きで筋トレをすると、スッキリ目覚めることができます。

これから寒くなりますので、さらにおすすめです。

 

『筋肉は裏切らない!』

あなたはパソコンのショートカットを使ってますか?

あなたは、エクセルなどのパソコン操作でショートカットを使ってますか?

覚えるのが面倒くさいとか、難しいと思っていませんか?

 

そんなにたくさんのショートカットを覚える必要はありません。

数個のショートカットを使えるようになるだけで、作業効率が格段に上がります。

頑張って覚える必要はありません。

毎回使っていれば、そのうち覚えられます。

 

(すいません、Appleのパソコンは使ったことがないので、

Windowsに限定した内容になります)

 

まずは、基本中の基本の以下の3つ。

[Ctrl]+[C]:コピー

[Ctrl]+[V]:ペースト(貼り付け)

[Alt]+[tab]:ウィンドウやアプリの切り替え

この3つだけでも、毎日積み重ねれば、相当な時間が節約できると思います。

 

コピーじゃなくて、切り取りたいときは、

[Ctrl]+[X]:切り取り

です。

 

次はファイルを保存するとき、

[Ctrl]+[S]:上書き保存

 

「名前を付けて保存」は、[F12]ですが、

まずは、[Ctrl]+[S]:上書き保存を使いましょう。

パソコン作業中、定期的に[Ctrl]+[S]を実行することで、

ファイルの保存忘れを防げます。

 

あとよく使うのは、

[Ctrl]+[Z]:取り消し(元に戻す)

 

元に戻し過ぎたら、

[Ctrl]+[Y]:元に戻したものをやり直す

 

他にもショートカットはたくさんありますが、

まずはこれだけ使ってみてください。

キーボードとマウスの往復回数がかなり減ると思います。

 

[Ctrl]+[C]:コピー

[Ctrl]+[X]:切り取り

[Ctrl]+[V]:ペースト(貼り付け)

[Alt]+[tab]:ウィンドウやアプリの切り替え

[Ctrl]+[S]:上書き保存

[Ctrl]+[Z]:取り消し(元に戻す)

[Ctrl]+[Y]:元に戻したものをやり直す

『逝きし世の面影』明治以前の日本文明は死滅したか

『逝きし世の面影』渡辺京二著を紹介します。

ブ厚い本です(約600ページ!)。

頑張って読みました。

www.heibonsha.co.jp

 

明治とか大正に日本を訪れた外国人の(膨大な)著作を通して、

当時残っていた「江戸文明」「徳川文明」を客観的に著そうという本です。

 

第一章「ある文明の幻影」から第十四章「心の垣根」まで、

合計十四章で構成されています。

 

目次を見返して、なんとなく読んだ内容を思い出すのは以下の章です。

第二章「陽気な人びと」

第六章「労働と身体」

第八章「裸体と性」

第十章「子どもの楽園」

第十一章「風景とコスモス」

 

当時の外国人にとって、日本人はすごく陽気で、幸福そうに見えたみたいです

(今の日本人はどうでしょう?)。

本当にいろんな人が、日本人の陽気さ、幸福そうだという印象を書いています。

 

『日本人はいろいろな欠点をもっているとはいえ、幸福で気さくな、不満のない国民であるように思われる(オールコック)』

『人びとは幸福そうで満足そう(ペリー)』

『この民族は笑い上戸で心の底まで陽気である(ボーヴォワル)』

 

当時の日本の庶民は決して豊かではありませんでした。

むしろ貧しく、質素な生活をしていたけど、不幸ではなかったようです。

欧米やアジア(というか世界じゅう)の国々では、貧しい=貧困=不幸というのが常識だったけど、日本では貧乏人が幸福そうで、外国人は驚いたようです。

幸せの国・ブータンなんて目じゃないぐらい、幸せ大国だったのかもしれません。

 

第六章「労働と身体」では、日本人の労働について書かれています。

意外なことに当時の日本人は、ものすごく暢気(のんき)だったみたいです。

 

『日本の労働者は働く時は唸ったり歌ったりする(モース)』

『ちょっとでも動いたり努力したりするまでに、一分間あるいはそれ以上のあいだ歌を唄う(モース)』

『日本人の悠長さといったら呆れるぐらいだ(カッテンディーケ)』

『必要なものはもつが、余計なものを得ようとは思わない。大きい利益のために疲れ果てるまで苦労しようとしないし、一つの仕事を早く終えて、もう一つの仕事にとりかかろうとも決してしない(ブスケ)』

 

ということで、当時の日本人は「生産性」なんてあんまり考えていなかったようです。

何かちょっとうらやましいですね。

 

しかし、ただ悠長なだけではなく、行商人や荷車を引く人夫などのたくましさについての記述もあります。

また指物師や大工などの職人たちの熟練具合も相当なものだったようです。

職人技なんかは、現代の日本にもまだ辛うじて残っていますね。

 

「子供の楽園」の章も、読むと心が温かくなる感じです。

その中でもっとも印象深かったのは、英国領事ホジソンが娘たちのために雇った「おばさん」のエピソードです。

 

娘たちがタバコを吸っていたのがバレバレなのに、『自分だけが吸っていた』と釈明したり、池に突き落とされたのに、『落ちたのは自分の過ち』で『子供を助けるために思いつくかぎりのことを喋った』

ということです。

確かに昔の日本にはそんなおばさんがいたかもと思って、涙が出そうになりました。

 

あとは、日本の風景や植物、日本人の動物たちに対する優しさなどもたくさん書かれています。

当時の外国人が日本人や日本の風景を描いたスケッチが挿絵として登場します。

日本に魅了された外国人の気持ちが伝わってくるようでした。

 

是非読んでみてください。

  •  

300藩体制に戻す?

新浪サントリー社長の以下のような記事が出てました。

business.nikkei.com

 

新浪社長と言えば、先日「45歳定年制を提唱した」という記事も出てました。

45歳で定年。。

私なんかとっくに定年過ぎて、再就職先を探さなきゃいけない年齢です。

 

それはさておき、

今回の記事では、『義務教育から高校までを含めた教育の在り方』

について熱く語っておられます。

かなり賛同できる内容でした。

 

以前の記事で、「45歳定年制」ということをおっしゃった背景も、

何となく分かるような気がしました。

 

現在行われているような、『均質な労働力を生む“大量生産型”』の教育ではなく、

『江戸期以降、日本各地で培ってきた多様性を持った教育の在り方を復活させる』

ということを主張されています。

まったくその通りだと深く頷いてしまいました。

 

『問題は、教育の仕組み全体が、社会構造が激変した今も何ら変わっていないことです。』

30~40年前に教育を受けて社会人になった私ですが。。

就職して10年ぐらいは、ただ黙々と仕事をこなして、

文句を言わずに残業をいっぱいして、

というスタンスでそれなりにやって来られました。

 

でも、ここ10年は完全に行き詰まってます

(実はもっと前から行き詰まってたけど、気づいてなかっただけかも知れません)。

 

これからの日本は、今よりもさらに多様性を持った人材が必要になると思います。

指示されたことを黙々とやる人なんて必要ないし、「それ、AIにやらしといて」

という世界がすぐそこに迫ってます。

 

新浪さんによると、

現在日本全国に1700余りある市町村を300ぐらいに統合して、

「三百諸侯」が地域に根ざした教育をしたら良いのではないか、

ということです。

 

「地域の歴史もきちんと教える。」

「コミュニティーを大切にする。」

「自然の中で学ぶことも多い。」

など、本当に良いことおっしゃってます(まったく僭越ですが。。)。

 

地域コミュニティーに根ざした子供たちが増えて、

自分たちのコミュニティーの課題を解決する起業家がどんどん生まれてくる。

それぞれのコミュニティーが豊かになれば、日本全体の経済も活性化される。

うーん、素晴らしい。

 

私の親は転勤族だったので、私には地域コミュニティーの実感はありません。

でも、自分の子供には地域コミュニティーに貢献するという気持ちを持って

欲しいと思いました。

 

教育システムの再構築は国には任せられない

また、ラーニング・フォー・オール(東京・新宿)

というNPOのことも紹介されています。

そこの代表の李炯植(りひょんしぎ)さんのこともこの記事で初めて知りました。

 

早速、ググってみましたが、

この李さんについても興味をひかれました。

なんかすごいストーリーがありそうな方です。

 

www.wantedly.com

 

以上、サントリーの新浪社長が良いこと言ってますよ!

という記事の紹介でした。

ご興味がありましたら、是非読んでみてください。

今年読んだなかで、もう一回読みたい本

今週のお題「読書の秋」

 

気がつけば、今年もあと少し。

今年読んだ本を振り返り(そんなにたくさん読んだ訳ではありませんが)、

心に残ったことを思い出してみます。

 

今年の1月に会社でオンライン講演会があり、

その講師である「株式会社子育て支援」の代表、熊野英一さんがアドラー心理学のことを紹介してくださいました。

アドラー心理学ってすごい!」と思って、岸見一郎さんの「嫌われる勇気」を読み返しました(何年か前に読んだけど、すっかり内容忘れてました。。)。

代表より皆様へ|株式会社子育て支援 Childcare&Support Inc.

Amazon.co.jp: 嫌われる勇気 eBook : 岸見 一郎, 古賀 史健: 本

 

「やっぱり、アドラー心理学良いな!」と思って、「幸せになる勇気」も買って読みました。

Amazon.co.jp: 幸せになる勇気 eBook : 岸見 一郎, 古賀 史健: 本

 

『子供は叱ってもいけないし、褒めてもいけない』

みたいなことが書いてあって、

「ほな、どうしたらええねん」

と思ってしまいました。

 

子供のことも一人の人格として尊敬しなさい、

ということみたいです。

 

『「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値をおくのです。それがほんとうの個性というものです。』

『他者と自分を引き比べ、その「違い」ばかり際立たせようとするのは、他者を欺き、自分に嘘をつく生き方に他なりません。』

という箇所は特に心に響きました(耳が痛いけど。。)。

 

 

あと今年は、林千勝さんの「日米開戦陸軍の勝算」を読んで、

その他の林さんのご著書「近衛文麿野望と挫折」「日米戦争を策謀したのは誰だ」

も一気に読んでしまいました。

日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) | 林 千勝 |本 | 通販 | Amazon

近衛文麿 野望と挫折 | 林千勝 |本 | 通販 | Amazon

日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── | 林 千勝 |本 | 通販 | Amazon

 

さらには、今年出版された「ザ・ロスチャイルド」も読了しました。

すっかり林ファンになってしまった感じです。

 

今年もあと2ヶ月ちょっと。

読みたい本はたくさんあります。

ちょっとでも読書の時間を確保して、ちょっとずつでも読んでいきたいと思ってます。

 

 

コロナ禍後初めての外食は長女の誕生日

昨日は長女(小1)の7歳の誕生日でした。

朝から近くのレストランでモーニングです。

andyouazamino.owst.jp

実はある知り合いの方が、

ここでピアノを弾いてらして、

「一度いらしてください」とお誘いをいただいていました。

 

たまたま長女の誕生日が日曜日だったので、

ピアノの演奏を聴かせていただこうと出かけました。

 

考えてみれば、コロナ禍で学校が休校になったりした、

結構ウチの奥さんがコロナに神経質になっていて、

去年(2020年)の4月ぐらいから我が家では外食していませんでした。

 

でも、誕生日だし、ピアノも聴けるし、モーニングは空いてるだろうし、

ということで朝9時に予約を取っていただきました。

長女も長男(小3)も楽しみにしていたようです。

 

この10月に再開したばかりの土日限定のモーニングは、

まだ知る人ぞ知るという感じで、お店は貸し切り状態でした。

大人はモーニングセット、子供はKidsメニューのカレーとハンバーグを

それぞれオーダー。

 

出てきた料理はどれも素晴らしく美味しかったです。

日向(ひなた)豚のハム、

ふわふわのスクランブルエッグ、

トーストもスーパーで買う食パンとは全然違いました。

 

子供たちとシェアして一緒に食べましたが、

「こんな美味しいスクランブルエッグ、初めて食べた」

と感激していました。

素材にすごくこだわってらっしゃるようで、

お世辞抜きに美味しかったです。

 

ピアノ演奏も我々家族が独り占めできました。

前もって聞いてくださっていた、私たち家族の好きな曲を弾いてくださいました。

本当に贅沢で幸せな時間を過ごすことができました。

 

コロナ禍で経営は大変かも知れませんが、

また何度も食べに行って、応援したいと思いました。

感染症対策もばっちりされていますので、

これからお客さんが益々増えますようにと、

お祈りします。